7歳以上は見直しを!高齢猫(シニア・ハイシニア)に最適なキャットフード6選と注意点のすべて

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7歳以上は見直しを!高齢猫(シニア・ハイシニア)に最適なキャットフード6選と注意点のすべて

活発でイタズラばかりしていた愛猫も、気付けばシニアの仲間入り。

私たち人間と同じように、猫も歳をとると体の様々な部分に衰えがみられるようになります。

老化は目に見えにくい部分から始まるので、飼い主さんが変化に気付く頃にはかなり進んでいます。

たとえ見た目的には若い頃と変わらないようにみえても、老いは確実に近づいているのです。

愛猫がいつまでも健康でいられるように、7歳を過ぎたらキャットフードを見直してみましょう。

「愛猫がシニア期に入ったけど、なんとなくピンとこない」

「シニア猫に成猫用フードを与えていると、何か問題があるの?」

「シニア向けのキャットフードを選ぶ時に大切なポイントって何だろう」

今回は、そんな疑問を持つ飼い主さんのために、高齢期におすすめのキャットフードをご紹介します。

高齢期のなかでも「シニア期・ハイシニア期」と分類を分けたことで、重要なポイントも分かりやすくなったはず。

リンやタンパク質の量など、動物看護師ならではの観点から分析してみたので、ぜひ参考にして下さいね。

記事の最後では「愛猫がキャットフードを食べない場合にできる5つの対処法」も載せています。

7歳からはシニア向きのキャットフードに切り替えよう

愛猫のキャットフードを探す前に、まずは猫のライフステージについて知っておきましょう。

猫のライフステージは、年齢別に大きく分けて以下の3つに分類することができます。

猫のライフステージ

キャットフードを切り替えるタイミングは、「子猫期・成猫期・中高齢期・高齢期」の4つ。

中高齢期(※以後シニア期)と高齢期(※以後ハイシニア期)はまとめて「老猫期」といわれることも多いですが、厳密には違います。

詳しくは後述しますが、2つのステージでは、猫の体にみられる特徴やフードを選ぶ時のポイントが異なるのです。

猫が必要とする栄養素はライフステージごとに変わるので、時期によって適切なキャットフードを選ぶようにしましょう。

シニア期とハイシニア期、人で考えると年齢の差がよくわかる

シニア期とハイシニア期、人で考えると年齢の差がよくわかる

「シニア期もハイシニア期も、高齢であることに変わりはないんでしょ?」

この2つのライフステージは名前が似ていることもあって、よく混同されがちです。

確かにどちらも歳を取っているのは同じですし、たいして違いがなさそうなイメージもありますよね。

でも、年齢の差についてよーく考えてみると、2つのライフステージにはかなり差があることが分かるんですよ。

猫のシニア期とハイシニア期の違いがもっとよく分かるように、人と比較した表を作ってみました。

猫と人のシニア・ハイシニアの比較表

どうでしょう、シニア期とハイシニア期のイメージの違いが伝わったでしょうか?

人間は約50歳からシニア期に入りますが、ほとんどの人はまだまだ元気で、食事も若い頃とそれほど変わりませんよね。

50歳といえば現役バリバリで働いている人も多いですし、運動だって十分できる年齢でしょう。

ですが、そんな人達も70歳以降はガクッと運動量が下がり、食欲が落ちたり、硬いものが食べづらくなったりします。

それは猫も同じで、シニア期とハイシニア期では体の衰え方や病気になりやすさ等がまったく違うのです。

シニア期とハイシニア期の年齢の差を覚えておくことで、より愛猫に合ったキャットフードを選ぶことができますよ。

さて、あなたの愛猫はシニア期・ハイシニア期、どちらに近い年齢でしょうか?ぜひ考えてみて下さいね。

高齢になっても成猫用フードを与えていると、体に負担がかかりやすい

高齢期になっても今までと同じ食事を与えていた場合、キャットフードによっては体に大きな負担がかかります。

というのも、最近の成猫用フードは栄養価が高いものが多く、シニア猫の衰えた内臓で消化するには負担が大きいからです。

内臓機能の低下は目に見えないので、何かトラブルが起きるまでは老化が進んでいることに気付きにくい部分です。

特に猫は野性の本能で体調不良を隠そうとする動物ですから、明らかに衰えや病気が進むまでは普通に生活しているように感じるでしょう。

ですが、どんなに食欲があって元気そうに見えたとしても、愛猫の老化は着々と進んでいることを忘れてはいけません。

愛猫の体に少しでも負担がかからないように、シニア期に入ったらキャットフードの切り替えを検討しましょう。

こんな様子がみられた場合は、キャットフードの切り替え時!

猫は老化が分かりにくいので、普段から老化のサインを見逃さないようにしましょう。

猫がシニア期に入るとみられる体の変化のなかでも、特に分かりやすい項目をピックアップしてみました。

  • 毛の色が薄くなってきた
  • 被毛にツヤがなくパサついている
  • くちゃくちゃとよく口を動かす
  • 歯茎が赤くなっていて口臭がある
  • 急に太った・痩せてきた
  • キャットフードを残すようになった
  • 食後、フードを吐くことが増えた
  • 今までと同じフードなのに便がゆるい
  • 食事の好き嫌いが激しくなった

またこれらの項目に加えて、老化が進んだ猫には以下のようなサインも多くみられます。

  • 目が白く濁っている
  • 目やにが増えて顔が汚れている
  • 睡眠時間が増え、あまり遊ばなくなる
  • 高いところに登らなくなる
  • トイレを失敗することがある
  • 音への反応がにぶくなった

愛猫の若かった頃の姿をよく観察しておくことで、こうした老化のサインに早く気付くことができます。

もし以上のようなサインがみられたら、7歳以下でもシニア用のフードに切り替えて良いかもしれません。

ただし、病気によって症状が出ている可能性もあるので、まずはかかりつけの動物病院で診察を受けてからにしましょう。

もし体に問題がないようであれば、一足先にシニア用キャットフードで老化を抑えるのもひとつの手ですよ。

7~12歳までのシニア期に適した成分を分析!高齢猫におすすめの厳選キャットフード

7~12歳までのシニア期に適した成分を分析!高齢猫におすすめの厳選キャットフード

では、ここからは「7~12歳までのシニア期におすすめのキャットフード」を紹介していきます。

ハイシニア期におすすめのキャットフードはこの後に紹介しているので、愛猫が12歳以上の場合は飛ばしてもOK。

当サイトでは、体の老化が始まるシニア期におすすめのキャットフードとして、以下3つの商品をピックアップしました。

どれもシニア期の猫に積極的にとらせてあげたい栄養成分を含んでいるので、ぜひ参考にして下さいね。

【シニア期におすすめのキャットフード】

  • モグニャン
  • ナウフレッシュ【グレインフリー シニアキャット&ウェイトマネジメント】
  • ハッピーキャット【スプリーム ダイエットニーレ(腎臓ケア)】

シニア猫にぴったりなキャットフードを選ぶポイント

シニア期のキャットフードを選ぶポイントとして、当サイトでは以下4つの項目を重視しました。

なお、有害な添加物や粗悪な原料を使っていないことは最低限の条件なので、項目からは外しています。

ポイント(1):カロリー控えめで、ヘルシー

シニア期に入った猫は太りやすいので、カロリー控えめのキャットフードがおすすめです

私たち人間もそうですが、猫も歳を取るとあまり運動しなくなり、徐々に消費カロリーは減っていきます。

そのため、若い頃と同じ高カロリーなフードを食べていると、人間でいう「中年太り」のような状態になってしまうのです。

歳を取ると代謝機能が衰えて痩せにくくなるので、普段からヘルシーな食事を与えるようにしましょう。

ポイント(2):タンパク質は25~30%程度

内臓機能が衰えてくるシニア期では、タンパク質の含有量が25~30%程度のものを選びましょう。

肉食動物である猫にとってタンパク質は欠かせない栄養素ですが、シニア猫の摂りすぎはかえって体に負担がかかります。

というのも、タンパク質を分解する過程で生まれた老廃物は、シニア期の弱った腎臓では体外に出し切ることができないから。

出し切ることができなかった老廃物は腎臓に大きなダメージを与えるので、更に機能の低下が進んでしまいます。

腎臓病を防ぐためにも、シニア期のキャットフードは程よいタンパク質量のものを選ぶようにして下さい。

ポイント(3):抗酸化成分(アスタキサンチンなど)が豊富

愛猫の老化をできる限り抑えられるよう、シニア期には抗酸化成分が豊富なフードを選ぶべき。

抗酸化成分とは体に良い作用のある物質のことで、「フリーラジカル」と呼ばれる活性酸素(老化の原因物質)を抑える働きがあります。

主な抗酸化成分は、ビタミンE・ビタミンC・タウリン・ルテイン・アスタキサンチン・ポリフェノールなど。

体が衰え始めるシニア期はもちろん、できれば成猫期から意識して摂取できるといいですね。

ポイント(4):リンの含有量が少ない

腎臓への負担を少なくするため、シニア期からはリンの含有量が少ないものを選びましょう。

ミネラルのひとつであるリンは、カルシウムと結合して骨や歯を健康に保つという重要な役割を持っています。

ですが、シニア期では血液中にリンが多くなることで腎臓に負担がかかりやすくなるので、摂取量を制限する必要があるのです。

そのため、シニア期の愛猫には、比較的リンの含有量が少ないキャットフードを与えることが大切です。

では、ここからは上記4つのポイントを満たすキャットフードのうち、特におすすめの3商品をご紹介します。

安全性はもちろん、食いつきへの評判が高いものをピックアップしてみたので、ぜひ参考にして下さいね。

シニア猫におすすめできるフード(1)モグニャン

モグニャン

モグニャンは、アレルギー性の低い白身魚が主原料のヘルシーなキャットフードです。

タンパク質は30%と理想的な数値であり、脂質やカロリーは程よく控えめでシニア期の愛猫にぴったり!

白身魚はタンパク質効率が高いので消化・吸収もしやすいですし、シニア猫の胃腸でもほとんど負担がかかりません。

また、抗酸化作用のあるビタミン類や果物も豊富に含まれており、体の老化を抑える効果も期待できます。

モグニャンの特集記事はこちら!

本当に良いフードなの?モグニャンを5つの評価基準で徹底的に試して分かった真実!
本当に良いフードなの?モグニャンを5つの評価基準で徹底的に試して分かった真実!

リンの含有量も0.50%と少ないので、腎臓病対策としても役立つフードといえますね。

価格(税抜) 3,960円
内容量 1.5kg
カロリー / 100g 365kcal
たんぱく質 / 脂質 30% / 16%
リンの含有量 0.50%

モグニャンを3分チェック

シニア猫におすすめできるフード(2)ナウフレッシュ【グレインフリー シニアキャット&ウェイトマネジメント】

ナウフレッシュ【グレインフリー シニアキャット&ウェイトマネジメント】

ナウフレッシュ【シニアキャット&ウェイトマネジメント】は、七面鳥の新鮮な生肉を使用したキャットフードです。

脂質14%とヘルシーながら、健康を維持するうえで大切なタンパク質はしっかりと入っており、肥満が気になるシニア期に最適。

腸内環境を整えるプロバイオティクス配合なので、水分不足・腸の活動低下によるシニア猫の便秘改善にも効果的です。

抗酸化作用の高いベリー類をはじめ、野菜やフルーツが15種類も配合されており、毛ツヤが気になる愛猫には特におすすめです。

価格(税込) 1,512円/5,616円/7,560円/13,176円
内容量 454g/1.81kg/3.63kg/7.25kg
カロリー / 100g 344.75kcal
たんぱく質 / 脂質 30%以上 / 14%以上
リンの含有量 0.67%

ナウフレッシュを3分チェック

シニア猫におすすめできるフード(3)ハッピーキャット【スプリーム ダイエットニーレ(腎臓ケア)】

ハッピーキャット【スプリーム ダイエットニーレ(腎臓ケア)】

すでに腎臓にトラブルを抱えている愛猫におすすめなのが、ハッピーキャットのスプリームダイエットニーレ。

リンをはじめ、タンパク質やナトリウム、マグネシウムの含有量をできる限り減らすことで、腎臓への負担を軽減しています。

原材料に複数のハーブを使用しており、腎臓や肝臓の老廃物を排出する「デトックス効果」も期待できるでしょう。

サプリメントとしてよく売られているDL-メチオニンが配合されているので、尿石症など株尿路疾患の予防にもつながります。

価格(税込) 1,080円/6,480円/3,780円/15,120円
内容量 300g/300gX6/1.4kg1.4kgX4
カロリー / 100g 392.3kcal
たんぱく質 / 脂質 24%以上 / 20%以上
リンの含有量 0.35%

ハッピーキャットを3分チェック

12歳以上のハイシニア期に適した成分を分析!高齢猫におすすめの厳選キャットフード

12歳以上のハイシニア期に適した成分を分析!高齢猫におすすめの厳選キャットフード

続いては、「12歳以上のハイシニア期におすすめのキャットフード」を紹介していきます。

老化が目に見えてわかるようになるハイシニア期では、どんなキャットフードを与えるかがとても重要です。

当サイトがおすすめするハイシニア期のキャットフードは、以下3つの商品です。

  • モグニャン
  • ロイヤルカナン【エイジング 12+】
  • ナウフレッシュ【グレインフリー フィッシュアダルトキャット】

ハイシニア猫にぴったりなキャットフードを選ぶポイント

ハイシニア期のキャットフードを選ぶポイントとして、当サイトでは以下6つの項目を重視しました。

シニア期で重視した「カロリー・タンパク質・抗酸化成分・リンの含有量」に加え、ハイシニア期では2つの項目を追加しています。

同じ項目でも内容が違うものもあるので、読み飛ばさずにしっかり確認して下さいね。

ポイント(1):カロリーは普通か、高め

ハイシニア期の猫は体重が減りやすいので、フードは360kcal以上のものを選びましょう。

運動不足によって太りやすいシニア期にたいし、ハイシニア期では逆に痩せていく猫が多い傾向があります。

これは嗅覚が低下することによって食欲が落ちたり、食べ物の消化吸収能力が衰えたりすることが原因。

適正体重を維持できていれば問題はありませんが、病気への抵抗力や体力を養うためにもある程度のカロリーは必要です。

歯やアゴの力が弱ったハイシニア期の猫でも食べやすいよう、フードはできるだけ小粒のものが良いでしょう。

ポイント(2):タンパク質は25~30%%程度

腎臓病を予防するため、タンパク質の含有量は25~30%程度のものがベスト。

シニア期以上に内臓の衰えがみられるハイシニア期では、腎臓への負担を最大限減らしてあげましょう。

とはいえタンパク質は猫のエネルギー源として欠かせないものなので、制限しすぎるのも考えもの。

タンパク質の含有量が25%以下のフードでは毛ツヤが悪くなったり、元気がなくなる原因になることもあります。

ハイシニア猫のフードを選ぶ時は、タンパク質が25~30%の間に収まっているものを探して下さいね。

ポイント(3):抗酸化成分(アスタキサンチンなど)が豊富

ビタミン類やリコピンなどの抗酸化成分は、愛猫の老化を抑える目的で積極的に摂りたい物質です。

主な抗酸化成分は、ビタミンE・ビタミンC・タウリン・ルテイン・ポリフェノール・アスタキサンチンなど。

ハイシニア期では目に見えて体の老化が分かるようになりますが、少しでも体の老化が抑えられたら嬉しいですよね。

ハイシニア期は筋力の低下も目立ち始めるので、ロイシンなどアミノ酸を豊富に含むフードが最適ですよ。

ポイント(4):リンの含有量が少ない

シニア期と同じく、ハイシニア期のフードはできるだけリンの含有量が少ないものを選びましょう。

リンには骨や歯を丈夫に保つ重要な役割がありますが、やはり腎臓への負担を考えると摂取量の制限が必要です。

「12歳以上の猫の3頭に1頭は何らかの問題がある」といわれるほど猫の腎臓トラブルは多いので、気を付けて下さいね。

ハイシニア期のキャットフードは、将来的な腎臓病の発症リスクを踏まえたうえで選ぶようにしましょう。

ポイント(5):骨や関節の健康に関わる成分(コンドロイチンなど)配合

コンドロイチンなどの有効成分が配合されているフードなら、骨や関節の健康維持に役立ちます。

骨や関節の病気になるリスクは7歳を過ぎると急激に上昇し、12歳を過ぎる頃には約9割の猫に関節炎がみられます。

高齢の猫が高いところに登らなくなったり、走ったりしなくなるのは、関節が痛いことが原因のひとつなのです。

骨や関節の健康に関わる主な成分としては、コンドロイチンやグルコサミンなどがあげられます。

嫌がる猫に関節炎の薬を飲ませるのは大変なので、普段の食事からこれらの有効成分を摂取しておきましょう。

ポイント(6):香りがしっかり付いている

ハイシニア期に入ると猫の嗅覚はガクッと衰えてくるので、香りが強めのキャットフードが最適です。

もともとグルメな舌を持っている猫ですが、食べ物の好き嫌いは歳を追うごとに増えていく傾向があります。

嗅覚が鈍ることで食欲が落ちることも原因のひとつですし、そもそも運動しないのでお腹が空かないのでしょう。

愛猫の食欲がそそられるように、キャットフードはできるだけ香りがしっかり付いているものを選ぶこと。

嗜好性の高いフードは飼い主さんからの評価も高いので、食いつきへの口コミは要チェックですよ。

では、ここからは上記6つのポイントを満たすキャットフードのうち、特におすすめの3商品をご紹介します。

ハイシニア期の猫は日によって食べムラが多いので、愛猫の好みによって使い分けたり、混ぜて使うのもおすすめです。

キャットフードは空気に触れると酸化して風味が落ちてしまうので、開封後は1ヵ月で使い切るようにしましょう。

ハイシニア猫におすすめできるフード(1)モグニャン

モグニャン

シニア期のおすすめフードとして紹介したモグニャンですが、ハイシニア期の猫にもぴったり。

直径5mmの極小粒はハイシニア期の猫でも食べやすく、かつおぶしのような香ばしい香りが食欲をそそります。

風味付けにはサーモンオイルやフィッシュスープを使用するなど、お肉が苦手な猫ちゃんも美味しく食べられますね。

全体的にバランスの良い成分値なので、シニア猫はもちろん、まだまだ元気な成猫にもおすすめです。

モグニャンの特集記事はこちら!

本当に良いフードなの?モグニャンを5つの評価基準で徹底的に試して分かった真実!
本当に良いフードなの?モグニャンを5つの評価基準で徹底的に試して分かった真実!
価格(税抜) 3,960円
内容量 1.5kg
カロリー / 100g 365kcal
たんぱく質 / 脂質 30% / 16%
リンの含有量 0.50%

モグニャンを3分チェック

ハイシニア猫におすすめできるフード(2)ロイヤルカナン【エイジング12+】

ロイヤルカナン【エイジング12+】

ロイヤルカナンのエイジング12+は、12歳以上のシニア猫向けのキャットフードです。

このフードの特徴は、なんといっても粒が「外側カリッ、中がとろりと柔らかい」2層構造になっていること。

歯やアゴの力が弱った高齢猫でも食べやすいように、食感や形にかなりこだわって作られています。

抗酸化成分としてトマトに含まれるリコピンを配合するなど、独自の組成が特徴的なキャットフードです。

価格(税込) 907円/3,769円/6,469円
内容量 400g / 2kg / 4kg
カロリー / 100g 408kcal
たんぱく質 / 脂質 28%以上 / 17%以上
リンの含有量 0.6%

 

ロイヤルカナンを3分チェック

ロイヤルカナンの安全性について

ロイヤルカナンは人工添加物や穀物を使用しているので、フードの評価サイトなどでは評判が良くありません。

確かに天然の保存料や新鮮な生肉を使用したプレミアムキャットフードに比べると、原材料欄に並んでいる食材は微妙。

ですが、ロイヤルカナンでは「猫の健康維持に必要なのは、適切な栄養成分である」という考えのもと、フードを製造しています。

食材から抽出した栄養成分を配合することで、食材をまるごと使用したフードよりも高い消化性を実現しているのです。

実際、ロイヤルカナンの特別療法食は病気の治療に大きな効果がありますし、猫の食いつきも上々です。

人工添加物こそ使用していますが、規定量を超えて配合している粗悪なキャットフードでは到底ありません。

ロイヤルカナンは猫たちの嗜好性も良いですし、好みさえ合えば使い勝手の良いキャットフードといって良いでしょう。

ハイシニア猫におすすめできるフード(3)ナウフレッシュ【グレインフリー フィッシュアダルトキャット】

ナウフレッシュ【グレインフリー フィッシュアダルトキャット】

ナウフレッシュ【フィッシュアダルト】は、新鮮なトラウト(鱒)、サーモン、ニシンを使用したフードです。

シニア期におすすめのフードで紹介した「シニアキャット&ウェイトマネジメント」と同じく、野菜や果物を豊富に配合。

腸内環境を整えるプロバイオティクスや毛ツヤの改善に役立つオメガ脂肪酸なども、しっかりと配合されています。

「シニアキャット&ウェイトマネジメント」に比べてカロリーや脂質が高いので、体重が減りやすいハイシニア期におすすめです。

その他、抗酸化成分として様々なものが使用されており、老化を抑える効果も期待できますよ。

価格(税抜) 1,555円/5,832円/8,424円/14,040円
内容量 454g/1.81kg/3.63kg/7.25kg
カロリー / 100g 380.25kcal
たんぱく質 / 脂質 30%以上 / 19%以上
リンの含有量 0.56%

ナウフレッシュを3分チェック

体重にも気を配りたい!高齢猫のフード給餌量目安

高齢猫の健康を維持するためには、適切な体重管理がとても大切です。

肥満は糖尿病や関節炎などを起こす原因になりますし、痩せすぎは免疫力の低下につながります。

消化機能の衰えた高齢期では1度にたくさん食べると吐いてしまうので、食事回数を多くして対処しましょう。

ここでは高齢猫の体重に応じた1日の給餌量(例)を、分かりやすく表にしてみました。

体重 1日の給餌量
~2.5kg ~40g
2.5kg~3.5kg 40~52g
3.5kg~5kg 52~68g
5.0~6.5kg 68~80g
6.5~8kg 80~96g
8~10kg 96~114g

※100gあたり380kcalのキャットフードの場合

もちろん、適切な給与量はキャットフードや猫によって変わります。

消化吸収率やエネルギー代謝はフードそれぞれなので、あくまで目安として考えて下さいね。

フードの給与量はパッケージに書かれた目安表を参考に、愛猫の体質や体重の増加具合によって調整しましょう。

実際の給餌量をより正確に計算したい時は、下記の関連記事を参考にしてください!

3つのSTEPで計算可能!最適な猫の「給餌量」を導き出すための全知識
3つのSTEPで計算可能!最適な猫の「給餌量」を導き出すための全知識

高齢猫がキャットフードを食べない時はどうすれば良い?

高齢猫がキャットフードを食べない時はどうすれば良い?

「最近フードの食いつきが悪いなぁ」

「昨日までは食べてたのに、今日はまったく興味なさそう」

高齢猫は運動量や嗅覚の低下によって食欲が落ちやすく、食べムラも多くなります。

健康な成猫であれば多少食べないくらいは問題ありませんが、高齢猫の食欲低下は体に悪影響です。

キャットフードを変えても愛猫がフードを食べない場合には、以下5つの方法で食欲アップを試みましょう!

(1)ふりかけや鶏ささみをトッピング

愛猫がフードの味に飽きている場合は、少量のふりかけをトッピングするのが効果的。

猫用のふりかけは市販品も多いので、鶏肉味やカツオ味など様々な風味を試すことができます。

ふりかけすぎは愛猫の健康に良くないので、1日の給与量はしっかりと守って下さいね。

また、ゆでた鶏ささみを一口サイズにして、キャットフードに混ぜてもOK。

鶏ささみは栄養価も高いですし、自然な肉の香りと食感が高齢猫の食欲をそそります。

スジは固くて消化不良を起こしやすいので、取り除いてから与えましょう。

(2)だしスープをかけてみる

(1)で鶏ささみをゆでた汁をキャットフードにかけるだけでも、食欲が回復することがあります。

猫はほんのり温かいくらいの温度を好むので、舌がヤケドしない程度まで冷ましてから与えましょう。

また、キャットフードにだしスープをかけることで水分量が増え、泌尿器や腎疾患の予防にもつながります。

シニア猫は常に体が脱水ぎみなので、熱中症対策や水分補給代わりとしても役立ちます。

(3)猫用ミルクでふやかす

猫用ミルクは栄養価が高く、体力の落ちた高齢猫の健康をサポートしてくれます。

そもそもドライフードは水分の含有量が10%以下と低く、歯が弱っている猫には固すぎることも。

ミルクでふやかすことでフードが柔らかくなり、高齢猫でも楽に食事ができるようになります。

牛乳は猫が消化できない乳糖が多いので、必ずペット用のミルクを使うようにして下さいね。

(4)スプーンや手の平で与えてみる

理由はよく分かりませんが、スプーンだと食べてくれる猫は意外と多くいます。

特別感が増すからなのか、少量だからなのか、けっこうパクッといってくれるんですよね。

動物病院でも、スプーンに薬を忍ばせたウェットフードを乗せて与えることはよくありました。

飼い主さんの手で直接あげるだけでも食べてくれる場合もあるので、試してみて下さいね。

(5)高栄養な缶詰に切り替える

上記4つの方法でも食べない場合は、高栄養の缶詰に切り替えるという手もあります。

通常の缶詰はドライフードよりもコスパが悪く、かつ大量に食べないと栄養不足になってしまいます。

ですが、AD缶や退院サポートなどの缶詰は栄養価が高いので、比較的少量しか食べられなくても大丈夫。

噛まなくても飲み込むことができるので、高齢猫でも無理なく栄養を摂ることができます。

なお、ある程度食欲が戻ったらふやかしフードを与えてみて、愛猫が興味を持つかどうか反応をみましょう。

食欲不振の原因が体調不良でなければ、飼い主さんの工夫次第で愛猫の食欲は十分アップすることができますよ!

猫の食欲不振を改善するためには、愛猫の気持ちに立って考えてあげることがポイントです。

重要なポイントまとめ

7~12歳までのシニア期におすすめのキャットフード

  • モグニャン
  • ナウフレッシュ【グレインフリー シニアキャット&ウェイトマネジメント】
  • ハッピーキャット【スプリーム ダイエットニーレ(腎臓ケア)】

12歳以上のハイシニア期におすすめのキャットフード

  • モグニャン
  • ロイヤルカナン【エイジング 12+】
  • ナウフレッシュ【グレインフリー フィッシュアダルトキャット】

・7歳からはシニア向きのキャットフードに切り替えるべき

・7歳からのシニア期と12歳からのハイシニア期には差がかなりある

・高齢になっても高栄養なフードを与えていると、体に普段がかかる原因に

・内臓機能の低下は目に見えないので、シニア期に入った時点でフードを切り替えて

・太りやすいシニア期では、カロリー控えめでヘルシーなフードを選ぼう

・反対にハイシニア期は痩せやすいので、カロリーは抑えすぎないこと

・シニア期もハイシニア期もタンパク質の含有量は25~30%程度がベスト

・腎臓病を防ぐためにも、リンの含有量には気を付けて

・愛猫の食欲不振は飼い主さんの工夫次第で改善できることも多い

・高齢猫は好き嫌いが増えやすいので、色々なキャットフードを試してみよう

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